今後の4K放送はどうなっていくのか?

放送局や電機メーカー、番組制作会社などが参加し、4K放送の開発と普及に取り組む『次世代放送推進フォーラム』というものがあります。そこの元橋圭哉事務局長は、以下のように述べています「スカパー!やケーブルテレビ局など、いろいろなチャンネルがお客様向けのサービスとして様々な番組を放送し始めた。テレビの歴史は常にその時代時代の最先端技術を使って、人々によりビビッドなもの、楽しめるものを伝えてきた。もっともっとテレビを楽しんでもらえるようにしたいと思っている」テレビ放送はこれまで、大きなスポーツイベントに合わせて進化してきました。1964年の東京五輪を契機にカラーテレビが普及し、2002年のサッカーワールドカップ日韓大会の時にはBSデジタル放送が始まり、そして総務省のロードマップによれば昨年2016年のリオ五輪ではNHKBSで8Kの試験放送を開始しました。さらに2020年の東京五輪に向けて、BSでも4K・8Kの実用放送を目指しています。今後の4K放送には各業界、そしてわれわれ視聴者も大きな期待を寄せているところです。これからはスマホでも4K放送が受信できるようになっていくと思われますが、まだまだ先の話かもしれません。テレビの発展は技術主導ですが、一方ではやはりコンテンツ、番組なのでしょう。4Kで新しい表現の仕方が次々に開発され提示されています。技術面とコンテンツ面、両方が進化していくことが4Kにとって重要でしょう。

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