「スピードクラス」は、1秒間の最低転送スピードを示す

microSDカードには転送スピードを示すスピードクラス(CLASS)表示が必ずあります。 カード自体にスピードクラスの記載がない製品でも、パッケージや商品説明などに記載があります。転送速度を示すスピードクラスは、「CLASS 10」、「CLASS 6」などのように表記されます。それぞれ、「クラス・テン」「クラス・シックス」などと読みます。CLASS 10は、「1秒間に最低でも10MBのデータ転送を保証する」ことを表しています。CLASS 6であれば、1秒間に最低でも6MBのデータ転送を保証するという意味です。現在はCLASS 10の製品が主流なので、積極的にCLASS 10の製品を選びたいところです。30MBの動画を保存する場合は、CLASS 10なら3秒、CLASS 6なら5秒かかる計算です。転送スピードが速ければ、画像・動画のデータ移動にかかる時間がグッと短縮できます。データ量が膨大な4K撮影や高速連写においては、書き込み速度(保存するスピード)が遅いとスムーズに記録ができず、撮影に影響を与えかねません。 転送スピードはとても重要なのです。スピードクラス10(最高クラス)のものを選んでください。Amazonなどの売上ランキング上位の製品であれば、ほとんどがCLASS 10です。念のため、購入の際には「CLASS 10」、「クラス10」などの表記を気にしてください。PC関連製品が充実していないお店では、CLASS 6などの転送速度が遅い製品が販売されている場合があります。それらはAmazonなどで販売されているCLASS 10よりも高価な場合もあり、注意が必要です。

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